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かけがえのないもの。

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さかのぼること、

 

昨年の父の日。

 

息子が

私の絵を、初めて描いてくれた。

 

パパを描いた。と言われなければ

分からない、言われても、よく分からない、

美しいとは言えない絵。

 

嬉しかった。

 

私にとって、かけがえのない絵。

 

その時。

 

点と点とが、

 

線になる。

 

【高級角食三日月】

完全予約制にしなければならないと

決意した。

 

 

学生の頃、学食が楽しみだった。

 

友人との、たわいもない、ひととき。

 

食堂入り口にある食券機で

券を、購入。

 

休み時間、昼食めがけて、生徒が集中。

調理をしてくださる、おば様達は

皆の為に、一生懸命、励んでいる。

 

様々、品目ある中で

1番人気は、学校名が入ったランチ定食。

 

唐揚げの様なものにマヨネーズがたっぷり。

 

「予め、売れると分かっている、人気商品。

予め、作っておき、流れ作業で渡っていく。」

 

 

フランチャイズ店。

 

「予め、売れると分かっている、人気商品。

予め、作っておき、流れ作業で渡っていく。」

 

ずっと、携わってきた。

 

会社の駒として、忠誠を尽くしてきた。

 

 

息子からもらった絵。

 

美しかったから、嬉しかったのか?

 

違う。

 

美しくなかった。

 

とても、絵には、見えなかった。

 

それでも。

 

嬉しかった。

 

「本物」とは。

 

「記憶に残るささやかな感動」を。

 

「ここにしかないもの。」

 

「美味しいもの。」

 

それは。

 

 

寿司屋に、行った。

 

大将に、鮪を、御願いした。

 

握っていただいた。

 

私の為に、

 

握ってくれた。

 

嬉しかった。

 

 

回転寿司に、行った。

 

「予め、売れると分かっている、人気商品。

予め、作っておき、流れ作業で渡っていく。」

 

 

久が原 高級角食三日月 村井 の

売上7割を占める【高級角食三日月】

 

銭が欲しいならば、

完全御予約制にするべきじゃない。

 

「予め、売れると分かっている、人気商品。

予め、作っておき、流れ作業で渡っていく。」

 

でも、違う。

 

絶対、違う。

 

私は、銭の為に、

365日、18時間~21時間労働を

自ら課している訳じゃない。

 

心を、

 

カタチにするんだ。

 

私は、

 

私に、

 

前日迄に、

 

【高級角食三日月】を作ってくれ。と、

 

伝えて下さる方に対してのみ、

 

作る事にした。

 

売上を、

 

捨てた。

 

職人として、

 

鬼気迫る

 

本物とは。

 

駄目なら、

 

廃業だ。

 

 

美しくない絵。

 

貰って、嬉しかったのは、

 

私の為に、

 

私の知らない所で、

 

幾ばくかの時間を割いて、

 

その瞬間、私の事を想って、

 

描いてくれた、かけがえのないもの。

 

不特定多数の誰かに

渡っていくかも分からないものじゃなく、

 

私は、

 

貴方に、

 

贈る。

 

明確な意志を持って、

 

貴方に、

 

届ける。

 

【高級角食三日月】

 

大切な人へ。

 

それが、理由。

 

「一番売りたい商品を、

 

当日、店頭販売しない。」という、決断。

 

心を、表すんだ。

 

私は、

商売には向かない人間だと思う。